全泰壱(チョン テイル) 東大門の彫像

東大門で見かけた光景

清渓川(チョンゲチョン)の橋を渡っていたら

彫像を見かけた

かなり若い感じを受ける

全泰壱(チョン テイル)。ネットで検索すると
ウィキペディアに詳しく書いてあった。
以下、ウィキペディアより
大邱の貧しい家庭に長男として生まれ、家族で
ソウルに上京した後、17歳でソウル市東大門市場に
ある平和市場(株)の縫製工場に就職した全泰壱は、
そこで働いている女性労働者の多くが劣悪な環境で
働かされている現状を知った。
そして、長時間過密労働と低賃金で働かされたあげくに、
肺炎を患ったことを理由に解雇された幼い女性工員を
助けようとしたことを理由として、
彼自身が解雇されたことをきっかけに労働運動に目覚め、
活動するようになった。裁断士として仕事をする傍ら、
独学で労働法を学び、同僚と共に勉強会を組織した上で、
工場における労働実態や労働環境について調査し、
それに基づいて労働庁に陳情したり、
雇用者と協議を重ねたが、一向に改善の兆しが見られなかった。
1970年11月、このような状況に抗議するための集会を計画し、
実行に移そうとした矢先、警察と事業主に
強制解散させられそうになったため、
全泰壱は全身にガソリンをかぶって焼身自殺を図った。
焼身直後、すぐに病院に搬送されたが、
その日の夜に22歳の若さで息を引き取った。
映画化されYouTubeで一部ではあるが
見ることができた『美しき青年 全泰壱』
興味のある方はどうぞ
(投身自殺の場面なので、あまりオススメできませんが)

もしこの橋を渡ることがあったら
昔こんな出来事があったことを
心に留めておいてください。
場所はこちら

37.569627,127.006689
※iPhoneならマップで表示できます
なお、この通りは全泰壱通り(チョン テイル コリ)と
名づけられている。
全泰壱の母は李小仙(イ・ソソン)さんは
遺志引き継ぎ、生涯かけて労働運動、韓国民主化運動の
先頭に立って活動され「労働者の母」と呼ばれていたが、
2011年9月、81歳で亡くなっている。
韓国民主化の英雄となっているんですね・・・
以上、この彫像の意味がわかったので報告しておきます


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| ソウル旅行2013年GW | 12時48分 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑